こだわりのいっぴん

名品・珍品を販売するページです。

現在製作中の数少ない職人さん、名工坪辰さんの作品をご紹介します。

墨壺は昔から直線を引く道具として、大切な大工道具として重用されて来ました。
昔は東京にも名の知られた名工が居ましたが、やがて新潟県三条にだけ造られるようになりました。
現在はプラスチック製の墨壺が主になり、更に工法の変化で、残念ですが手造りの墨壺は需要が減り、三条でも、造る職人さんも数人に限られています。

ここでは三条の名工、竹之内坪辰さんの作品をご紹介します。

1、坪辰新若葉坪240ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

サイズは全長180ミリ、195ミリ、210ミリ、225ミリ、240ミリ、255ミリ、270ミリがあります。


2、坪辰亀彫坪255ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

サイズは全長210ミリ、225ミリ、240ミリ、255ミリがあります。


3、坪辰鶴亀彫坪255ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

サイズは全長210ミリ、225ミリ、240ミリ、255ミリがあります。


4、坪辰一匹鯉彫坪255ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

サイズは全長255ミリだけです。


5、坪辰江戸型若葉坪240ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

サイズは全長210ミリ、240ミリがあります。


6、坪辰東京型鶴亀彫坪255ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

サイズは全長240ミリ、255ミリがあります。この作品だけ上杢目材で造ります。



上杢目材についてご説明します。
大木の股の部分で杢目が混み入った入手困難な材料です。
写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

上杢目材で造ると目が混み入っているので割れ難く、何もしなくても素晴らしい色合になります。
処が、股木の所にはヒビが入っていることが多く、墨壺一個を取れる材料がなかなか採れません。
更に、非常に硬いため、製作に莫大な手間が掛かることから、値段が大幅に高くなります。



ある時、台湾の方からメールが届きました。
     「拝啓
     貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
     台湾の頼と申します、個人は二十年前から墨壷を蒐集しておりますので
     時々御社のホームページを拝見しております、本当に助かりました。
 
     小山さんの作品は二点を所持しておりますが、腕前は確かに素晴らしい
     見れば見るほど美しいのです、だから日頃は殆ど収納箱に入れました。
 
     私は日本の墨壷師が真心から尊敬しておりますのです
     だって墨壷を一生で捧げて、二、三代目迄を続けても結構いらっしゃる
     去年から台湾でブログを作りまして、台湾の同好者に紹介しております。
                                     (略)
     インタネトのお陰で現役の壷静や坪辰は分かりましたが、
     所が宗秀や坪貞、坪昭などの方々まだまだ分かりませんので
 
     外山様のご遍歴でさぞ何人かご存知だと思っております、誠に恐縮ですが、
     もし外山先生がその中の一人でも教えて頂ければ、本当にあり難いのです
 
     追伸:勝手に御社のホームページ中の写真を何枚か転載したが、若し
     ご迷惑を掛けたらお知らせて下さい、直ぐ撤去致します」
このメールにURLが付いており、そのホームページを拝見したところ、日本の墨壺の名品がズラリと並んでいるのに驚きました。

私のページからも多数の写真が引用されていましたが、それらをお使いいただくのは、勿論OKですし、更に、感心したのは、最近、日本のオークションなどで出品されている台湾か中国で造られたと思われる墨壺を、私は日本古来の墨壺と余りに違うことから、よい感じを持っていないのですが、ここには、そのような作品は掲載されていませんので、日本の墨壺の本来の美しさを理解して頂いていると感じています。

日本の墨壺は、これから外国で骨董品として評価をされるようになるのではないでしょうか。
それにも拘わらず、日本人が、墨壺の伝統の美しさを大切にしないのはおかしいと感じている次第です。

次がメールを頂いた台湾の方の墨壺のページでここからお入り下さい。


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