こだわりのいっぴん

名品・珍品を販売するページです。

現在製作中の数少ない職人さん、名工坪昭さんの作品をご紹介します。

墨壺は昔から直線を引く道具として、大切な大工道具として重用されて来ました。
昔は東京にも名の知られた名工が居ましたが、やがて新潟県三条にだけ造られるようになりました。
現在はプラスチック製の墨壺が主になり、更に工法の変化で、残念ですが手造りの墨壺は需要が減り、三条でも、造る職人さんも数人に限られています。

ここでは三条の名工、中野坪昭さんの作品をご紹介します。

墨壺がよく売れた時代には上手な職人さんに注文が殺到しており、当時は、坪昭さんも沢山の注文を抱えておられました。

今では、流石の坪昭さんも仕事が激減してしまいましたが、長年の習慣で、仕事が無くても今でも何時も仕事場に胡坐をかいておられます。
そして、暇に任せて、今までの集めた材料の中から出来るだけ杢目のよいものを選んで、気の向いた作品を造っておられます。
ここでは、そうして造り貯めになった作品をご紹介します。

このページの作品は全て一品物ですので、、彫だけでなく材質に依っても値段が違っていますのでお含みを頂きたいと思います。
なお、売り切れ後でも、同じ彫の作品は出来のでご相談に載れますが、同じ材料では出来ませんのでご了承ください。

次は今回の造り置き作品の全部を並べて撮った写真です。


次にそれぞれの写真をクリックすると詳しい写真をご覧頂けます。

1、坪昭本若葉坪255ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

実寸は全長約265ミリです。赤みを帯びた普通材を使用。

2、坪昭普通型亀彫坪240ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

実寸は全長約265ミリです。杢目材を使用。

3、坪昭特若葉波付亀彫坪240ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

実寸は全長約250ミリです。杢目材を使用。

4、坪昭坪貞型亀彫坪255ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

実寸は全長約265ミリです。杢目材を使用。

5、坪昭舟型亀彫坪255ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

実寸は全長約265ミリです。杢目材を使用。

6、坪昭普通型鶴亀彫坪240ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

実寸は全長約240ミリです。杢目材を使用。

7、坪昭奈良型坪220ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

実寸は全長約220ミリです。杢目材上を使用。

8、坪昭三味型坪220ミリ。写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

実寸は全長約220ミリです。普通材を使用。

次が、上記作品の販売価格表です。

表示品が売り切れの場合でも、同じ彫は出来ます。普通材となり価格はお見積りします。

上杢目材についてご説明します。
大木の股の部分で杢目が混み入った入手困難な材料です。
写真をクリックする拡大写真を御覧頂けます。

上杢目材で造ると目が混み入っているので割れ難く、何もしなくても素晴らしい色合になります。
処が、股木の所にはヒビが入っていることが多く、墨壺一個を取れる材料がなかなか採れません。
更に、非常に硬いため、製作に莫大な手間が掛かることから、値段が大幅に高くなります。



ある時、台湾の方からメールが届きました。
     「拝啓
     貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
     台湾の頼と申します、個人は二十年前から墨壷を蒐集しておりますので
     時々御社のホームページを拝見しております、本当に助かりました。
 
     小山さんの作品は二点を所持しておりますが、腕前は確かに素晴らしい
     見れば見るほど美しいのです、だから日頃は殆ど収納箱に入れました。
 
     私は日本の墨壷師が真心から尊敬しておりますのです
     だって墨壷を一生で捧げて、二、三代目迄を続けても結構いらっしゃる
     去年から台湾でブログを作りまして、台湾の同好者に紹介しております。
                                     (略)
     インタネトのお陰で現役の壷静や坪昭は分かりましたが、
     所が宗秀や坪貞、坪昭などの方々まだまだ分かりませんので
 
     外山様のご遍歴でさぞ何人かご存知だと思っております、誠に恐縮ですが、
     もし外山先生がその中の一人でも教えて頂ければ、本当にあり難いのです
 
     追伸:勝手に御社のホームページ中の写真を何枚か転載したが、若し
     ご迷惑を掛けたらお知らせて下さい、直ぐ撤去致します」
このメールにURLが付いており、そのホームページを拝見したところ、日本の墨壺の名品がズラリと並んでいるのに驚きました。

私のページからも多数の写真が引用されていましたが、それらをお使いいただくのは、勿論OKですし、更に、感心したのは、最近、日本のオークションなどで出品されている台湾か中国で造られたと思われる墨壺を、私は日本古来の墨壺と余りに違うことから、よい感じを持っていないのですが、ここには、そのような作品は掲載されていませんので、日本の墨壺の本来の美しさを理解して頂いていると感じています。

日本の墨壺は、これから外国で骨董品として評価をされるようになるのではないでしょうか。
それにも拘わらず、日本人が、墨壺の伝統の美しさを大切にしないのはおかしいと感じている次第です。

次がメールを頂いた台湾の方の墨壺のページでここからお入り下さい。


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