青少年委員会事業計画



委員長 植 木  智

1.基本方針

現代の子どもたちを取り巻く環境は、メディアによる情報の氾濫や疑似体験の増加などで、日常的な交流や人と人との直接的なふれあいを少なくしていると思います。更に、実体験を通して物事を考える経験の不足から、成長期における人格形成に大きな影響を及ぼしているのではないでしょうか。
 
現実として、社会における「基本的なルール」を守れずに、自分をコントロールできない子どもたちが増加しています。心身とも欲望や衝動を抑制する耐性を欠き、自己中心的な考えは、他人を思いやる気持ちにも欠けているのではないでしょうか。そうした子どもたちを育ててきたのは我々、親や大人たちだということを第一に意識しなければなりません。

 
「今の時代は」ではなく、いつの時も家庭や地域が教育の原点だと思います。今、改
めて子どもたちと同じ目線に立ち、責任感を持って子どもたちをめぐる問題を理解し、解決のために積極的に加わっていかなければと思います。そして、子どもたちがそれを受け止め、子どもから子どもへと教え伝える喜びを感じ、我々大人も物質的に恵まれた環境の中で失いかけている「豊かな心」や「活力を取り戻していくことを活動の指針とします。

2.事業計画

(1)担当例会

 「子どもたちの変化」という以前に、我々大人たち自身が、違った方向に変わってきていることを意識し、我が身を振り返り、責任感を持って子どもたちに向き合える内容で検討していきたいと思います。

(2)体験事業

 「伝え合う心」をテーマに、楽しさの中にも厳しさを持ち、おじさん、おばさんからお兄ちゃん、お姉ちゃんへ、そこからまた弟分、妹分へと群遊びや手作りの作業を通し、学んだことを伝えられる喜びを感じてもらう事業を検討していきた いと思います。