新潟縣民歌


新潟縣民歌は昭和22年一般公募により制作され、昭和23年3月28日に新潟第一師範学校講堂(現新潟大学)で発表会が
催されました。
当時はひろく愛唱されましたが、その後、時代の現状と合わなくなり次第に歌われなくなった。
昭和24年(月不明) 、コロンビアより藤山一郎・前島節子
のデュエットで発売された貴重な一枚のSPレコード音源でお聞き
下さい。

つなんで田舎する かめおかを遊ぶ によると(新潟県民歌自体が唄われる事が殆ど無くなってしまっている様で、何年か前に新潟県教育委員会に問い合わせた所、元歌自体を収録したテープすら無いとの事でした。)とのことです。
もし音源として現存するとすれば、NHK・BSNのレコードライブラリーにあるのではないかと思われます。


新潟縣民歌

作曲:明本京静 作詞:高下玉衛

一、世紀明けゆく西北の
  山河新たに旭(ひ)は映えて
  縣民二百五十万
  希望に燃えてこぞり起(た)つ
  ここぞ民主の新潟縣

二、五穀の宝庫土壌(つち)肥えて
  尽きぬ越後の野の幸に
  文化産業絢爛(けんらん)と
  花咲き薫るこの繁華(はんか)
  興(おこ)せ自由の新潟縣

三、日本海の若潮に
  弥彦妙高佐渡晴れて
  世界をむすぶ観光の
  絵巻彩(あや)なすわが郷土
  拓(ひら)け詩(し)の国新潟縣

四、越佐の天地玲瓏(れいろう)と
  今ぞ平和の鐘は鳴る
  ああ新しき憲法の
  聖(きよ)き理想を炬(ひ)と翳(かざ)し
  築け栄(はえ)ある新潟縣
県民歌 楽譜


新潟懸民歌



このページの原案は新潟県のHPを借用させていただきました。