ヤマユリ (ユリ科)
豪華絢爛のおなじみの花で、花の直系は二十aを超える。強い芳香を放ち、その香りに気づいて周辺を探すと、低潅木の裏側で咲いていたりする。 この花の咲く頃は本格的な夏で、他の草に負けずに背伸びをするせいか、草丈は一bから一b五十aにもなり、ごく日当たりの良い所のものは十数個の花をつけたりする。それ故、頭が重く弓なりになっている。面白いのは花が終わり種をつける頃は、直立状に戻っていることだ。