ウゴツクバネウツギ1

    
ウゴツクバネウツギ 
(スイカズラ科)

 新潟県や山形県などの日本海側雪国植物で、黄色のロート型の二a位の可愛い花をつける。五枚のがく片が花の終わった後も果実の先に残りその姿が追い羽根に似ていること、更に茎も中空である故に、羽後衝羽根空木と命名された。
 雪国植物園では初冬に低潅木を整理刈りをするので小さく目立たぬせいか、鎌の餌食になってしまい、常に背の低い状態で花をつける。数が多く一斉に咲いている間は、それなりに美しく可愛い雰囲気をかもし出す。