ツリガネニンジン (キキョウ科)
山の林縁や林内、それに草地などでよく見られる。 日当たりの良い所のものは茎がしっかり立っているけれど、日陰の強いところのものは茎が徒長して倒れ加減になる。花は茎に輪生している葉脇から、花柄を伸ばして同じように輪生状に沢山つける。薄紫のベルそっくりの可愛い花である。 若葉はトトキと言って山菜として香気を楽しめる。手折ると白い乳液が出る。 名前は釣鐘形の花とこの草の根が朝鮮人参の根に似ていることによる。