シュンラン (ラン科)
日当たりの良い低山のやや乾燥した明るい雑木林に多く見られる。 漢字で表せば春蘭で文字通り春に咲くランである。葉は根本から多数出て美しい姿に見える。よく日本画の運筆の練習用の題材にされたとか。 花は一茎一花でじじばばとかホクロの方言があるが花の形や花の唇弁にある斑点からの呼び名である。 昔、シュンランの大ブームがあり、投機で財産を失った人もいたという。魅力を秘めた花である。