シラヤマギク1

    
シラヤマギク 
(キク科)

 花期の長い野菊の一種で八月から十月くらいまで咲いている。茎は固く太く高さは一bから一.五b位になる。花は二a位と小さく、しかもビッシリつかないため男性的な感じを受ける。
 昔の人は春の若芽をムコナと呼んで、ヨメナの若芽と一緒に山菜として食したとか。やはり男らしさを感じたに違いない。晴れた秋の空の下、この花に蝶がよく集まり、自然の風景としてほほえましく思ったりしたものだ。