サラシナショウマ (キンポウゲ科)
杉林などやや湿ったところに生える。長い花穂は白いブラシを思わせるが、秋も深まった夕暮れに出会うと、この長い花穂はローソクのようにボウと白く目立つ。 花穂は三十a位の長さになるのだが、その位になると直立でなく風になびくように折れ曲がっているのが多い。結構群れて咲くのでにぎやかな感じを受ける。 漢字で書くと晒菜升麻で、若葉を煮て水で晒して食べることから命名された。