サクラタデ 
(タデ科)

 タデ科の花の一つ一つは小さくて目立たないが、サクラタデはタデの仲間の中では割と大きく花も美しい。名の由来は花の色や形がサクラに似ていることによる。
 この植物は湿地に生え、高さ一b近くまで背を伸ばす。花序は細長く。淡紅色の花をやや蜜につける。
 雌雄異株である。シロバナサクラタデも同じ仲間でやはり雌雄異株である。
 水辺にちょっと群れて咲く姿はやさしい美しさを感じさせる。タデ科の中の女王様のように思えてならない。