リンドウ1

    
リンドウ 
(リンドウ科)

 低山である雪国植物園の秋の代表的な花で、この花が終わる頃には紅葉も盛りを過ぎる。
 花々は光を求め必要な光が充分でないと開花しない。従って新緑の芽吹く前のカタクリやスミレなどは、葉のない季節故に充分光を受けるので草丈は低くても良い。しかし緑が濃くなると光を求めて、夏や秋の山野草は背が高くなる。晩秋に咲くリンドウは、他の草が枯れたり木の葉が落ちたりするので、草丈は低くても良いのだろう。