オオタチツボスミレ (スミレ科)
スミレの種類は多く、区別しにくいものもある。オオタチツボスミレは普通一般のタチツボスミレよりひとまわり大型で茎の高さが四十aにもなる。 雪国植物園では杉林の中のやや日当たりの悪いところにオオタチツボスミレが咲く。 このスミレは地上茎があって、分岐したその枝先にのみ花をつける。花の色はやや薄ピンクに近い紅紫色である。