オオイワカガミ1

    
オオイワカガミ 
(イワウメ科)

 雪国植物園ではいたる所で大群落をつくっていて、花期にはピンクの花で斜面が染まるほどである。この山草の特徴は光沢のある厚い大型の葉が根本から生え、地面を覆いつくす勢いがあり花もピンクの髪飾りのように立ちあがった花茎の先に十数個も房になって咲く豪華さにある。
 この山草も日本海側のもので雪国であるが故に葉も大きくなったのであろう。
 漢字で書けば大岩鏡となり、葉の光沢を鏡に見たてたものである。