オオハナウド 
(セリ科)

 一bを越える大型の草丈で、大きな群落をつくって白い花をつけるので圧倒される迫力がある。
 セリ科の大型の花は似ているものが多いので、名前を間違え易いが、この花は初夏に咲き、初秋には枯れてしまうので間違うことない。生育域が広く条件の異なる場所で見かけることがある。
 地元の人は「おとこさえき」と呼び、青々と大きく育つこの草を刈って、昔は肥料にしたとか。