ニッコウキスゲ 
(ユリ科)

  図鑑を開くとユリ科ワスレグサ属、ゼンテイカ。別名ニッコウキスゲとある。
 今では尾瀬をはじめ各地の大群落がニッコウキスゲの名を使っているので、その方が通りがよい。野に咲くヤブカンゾウ、ノカンゾウ、ハマカンゾウと同じ仲間である。
 花は朝開花し夕方閉じる一日花で、一本の花茎の茎頂に三から十個のつぼみがあって、次々と咲いてはしぼんで行く。
 雪国植物園では見本に植栽したが繁殖力が強く、増えだしている。