ネムノキ1

    
ネムノキ 
(マメ科)

 雪国植物園内では日のよく当たる山の斜面や道の側に多く生えている。
 花は美しくて、しかも変わっているので一度見たら忘れられない。見るからに南国系のイメージであるが、葉の出るのが園内の樹木の中で最も遅いのは南国系のためかもしれない。
 花びらは約一a位で目立たず、そこから伸びだした雄しべが長さ四a位になって紅い糸の房のようになり、横から見ると扇子を開いたように見える。
 名は葉がマメ科らしく睡眠運動をすることによる。