ナツツバキ1

    
ナツツバキ 
(ツバキ科)

 「沙羅の木」とか「お釈迦様の木」とか呼ばれているが、木肌の光沢があることから印度産の「沙羅双樹」と間違えたらしい。
 名は椿に似た白い花が夏に咲くのでつけられたもの。
 白く大きなこの花は一日花で、次から次へと咲いては散っていく。花の命が一日だけのはかなさであり、材は床柱にする位、木肌が美しいので人気がある。
 雪国植物園内には自生のものは無かったが隣接しているところに多く自生していたので移植をした。この地が北限に近いようだ。