ナガハシスミレ (スミレ科)
雪国である日本海側に咲くスミレ。雪国植物園ではもっとも一般的で大きな群落をつくっている。特徴は花の後部に突出している距(きょ)が他のスミレ類に比べ、極端に長く、まるで天狗の鼻のように見えることから別名テングスミレと言う。 漢字で書くと長嘴スミレとなるが、これも花の距の長さ故に命名されたもの。 ちなみに距の長さは一〜二aのものもある。