ムラサキサギゴケ 
(ゴマノハグサ科)

 田の畔や休耕田などの湿ったところに見られる多年草で、びっしり地面を覆い尽くして美しい。匐枝を出して増える特徴がある。
 同属のトキワハゼはムラサキサギゴケそっくりの花の形をしているが、花も草もずっと小さく乾いた道端や畑などにも見られ、春から秋遅くまで咲いている。だからあまり見る機会の無かったムラサキサギゴケも年中咲いていると勘違いしてしまった。春しか花をつけないと知ったのは大分あとになってからだった。雪国植物園の南口近くにある。