クルマバハグマ (キク科)
雪国植物園内ではあっちこっちに数多く生えている。 葉が、六、七十aの茎の中ほどの一ヶ所に車輪状に集まっているのが特長で、その茎の先に横向きに花柄を出して白い小さな花を十個位まばらにつけて咲く。 車葉白熊と書くが、ハグマとはチベットなどにいる牛科のヤクの尻尾に白い毛を束ねたものであって、花がそれに似ているからと言う。そう言われてもハグマを見たことがないのでいまだにピンとこない。 この花に目を近づけてみると変わった美しさが解る。