コシノコバイモ1

    
コシノコバイモ 
(ユリ科)

 草丈は10a位の小さな山野草である。早春の花で茎の先に風鈴のように下向きに一個の花をつける。小さいので気づかずに見過ごすことがある。
 一般的に小さな花を見るときは腰をかがめて、じっくり見ないとその花の魅力を味わうことが出来ない。
 ユリ科のこの山草は小さな球根があり、名前の由来は球根を小さな貝に見たてたもので越の小さな貝母の意味である。北陸地方日本海側の植物でクロユリの仲間。