キッコウハグマ (キク科)
山の樹陰で、小さいながらも特色のあるこの草を見付けると、いつものことだが、バランスのとれた綺麗な姿をしていると思ってしまう。 葉は茎を中心に平たく四方に広がる。濃い緑葉も印象的だが、その五角形の葉が亀の甲に似ている。 秋、二十a位の花茎を伸ばし白い花を点々と穂状につける。 従って、葉の亀甲と白い花のハグマを合わせて、亀甲白熊と名付けられた。