カタバミ 
(カタバミ科)

 庭や道など、身近にある植物で、子供の頃のママゴトの大事な素材でった。噛むと酸味があり、今でもそのすっぱい味がなつかしい。イタドリと同じくシュウ酸を含むからだ。この葉の睡眠運動で夕方に葉が折りたたまれるのも不思議でならなかったし、熟した刮ハが多数の種を弾き飛ばすのを遊びとして楽しんだりした。
 花色は黄色で目立って美しいのだが、どこにでも沢山あり、小さな雑草として大事にされない損な立場と同情を禁じえない。