カンガレイ (カヤツリグサ科)
池沼に生える多年草だが雪国植物園の池にも多くあって、夏場にはこの草の先端にチョウトンボやショウジョウトンボの雄が止って縄張りを守っているのが見られる。 この草は根元から茎を沢山出して大株となる。茎は三角形で緑色。一bを超える丈になることがある。茎の先に柄の無い一aぐらいの小穂を数個横向きにつける。サンカクイはその小穂に柄があることで区別される。名前は「寒枯イ」冬に枯れた葉が残っているイグサの意味である。