イワハタザオ 
(アブラナ科)

  旗竿の名前からも想像できるように、ロゼット状の根生葉から旗竿のような花茎を40aほど伸ばし、茎頂に白い四弁花を総状につける。花を旗と見立てての命名らしい。
 似たものにヤマハタザオやハマハタザオなど多くの仲間がある。これらは花茎が80aにもなるのでまさに旗竿で正解なのだが、イワハタザオはそれらと比較すると茎が短く、花も多くつき美しい草姿となるので、別名があっても良いのではと思ったことがある。