ヒョウタンボク 
(スイカズラ科)

  正式の名前はキンギンボク。ヒョウタンボクは方言である。それらの名は花の色や果実の形からきている。落葉低木のこの枝は細かく分枝する。花は白色、のちに黄色になる。つまり銀から金へと花色が変わるので名がついた。花期は五月でやがて夏に果実として熟す。二個が接してヒョウタン状の赤い果実だ。果実のとき、この植物を見ればヒョウタンボクの名が適確の表現となる。 この赤い実は本当に美味そうに見えるが、有毒だそうである。要注意。