フクジュソウ (キンポウゲ科)
飾り鉢に植えられた正月用の福寿草は名前からしてめでたく縁起が良いが、雪国植物園では雪解け後、カタクリと一緒に咲き出す。 フクジュソウはその花のメタリックな金色の輝きが春の光に映えるときが一番で、雨や曇りのときは閉じてしまう。花がパラボラアンテナのように開くのは光を集めてその中心温度を高め、花粉を運んでくれる虫たちを集めるためだとか。 この草は暑い夏を避けて夏眠するため、春にしか草姿を見ることが出来ない。