ホオノキ 
(モクレン科)

 雪国植物園には自慢できるホオノキの巨木がある。
 大人が二人手をつないでやっと抱えられる位だ。いくら成長が早いといっても百年は超えているに違いない。岩野城跡のちょっと下にある。他にも沢山あるがこの花は高いところで咲くので下から見えない。斜面の下のほうにある木の上部を見下ろす所しか見られない。香りの高い大型の花で十五a位はある。葉も大きく広いので食べ物を包むのに使われた。学生の頃の下駄の刃や彫刻材のことを想いだす。