ハナニガナ2


ハナニガナ 
(キク科)

 春から夏に移る頃にこの花は咲く。土手や野原など日当たりのよいところで普通に見られる多年草であるが花びらが多い花を沢山咲かせ、更に群落をつくるのですごくにぎやかな感じを受ける。
 雪国植物園では芝生広場の上部にある野原一面がハナニガナの黄色で染め上げられたことがあった。一株で見るとそんなに目立つものではないのに群生する魅力を思い知らされたものだ。折ると白い液が出るので別名「乳草」と言う。