アクシバ 
(ツツジ科)

  雑木林の道端や林縁に生える五、六十センチの低潅木であるが個性があって面白い。木の姿は枝の色が緑色をしていて、美しい新緑の色と一緒である。又、枝々の展開の仕方も複雑で面白い。花は葉の下に隠れるようにして咲き目立たないが、先端部が紅色にとがった変わった形をしている。
 秋になると紅葉も美しいが、実が球形で、赤く熟して目立つ。この植物の最も晴れやかなときである。
 ツツジ科だから酸性土を好む丈夫な種のようだ。