アキノウナギツカミ 
(タデ科)

  この名は細い方形の長い茎に下向きに短い刺があり、これを手に巻いて鰻を掴まえれば滑らずに捕らえ易いことから来ている。
 水辺に生え、時として大きな群落になる。茎は枝分かれし、下部は地を這い、上部は立ち上がって他のものに絡んだりする。長さは1b位になり鋭い刺を持つ。
 夏から秋にかけて淡紅色の花が数個頭状に集って咲く。タデ科のこの仲間は似ているものが多い。特にヤノネグサ、ママコノシリヌグイに似ていて区別が厄介だ。